【地域中小企業こそ必要な令和のブランディング】企業間コミュニティ開催報告

2024年9月13日(金)、第2回イノベーションラウンジをKOBE Co CREATION CENTER で開催。33社44名のみなさまにご参加いただきました。

広報視点を持とう

講師には、合同会社quodのディレクターである木戸彩氏をお迎えし、ブランディングの重要性について解説していただきました。ブランディングのプロセスを恋愛に例える等分かりやすい説明で、企業が自社のサービスや商品を他者にどう伝えるべきかについて広報視点で考えることを教えていただきました。自己紹介や他己紹介を通して初対面の参加者同士でも自然と打ち解けながら“伝える”を体感。その後のワークショップでもお互いのサービスや商品に対して率直な質問や感想を伝え合う中で、新たな視点やヒントを得られる等、会場は終始活気に満ちていました。

PR思考で一点突破

セミナーの中で木戸氏は、自社の強みを最大限に活かして「オンリーワン」を目指すための一点突破法を紹介。自社が目指すべき姿と、顧客に伝えたいメッセージを整理し、独自の価値を打ち出す方法を学び、ワークシートを用いて自社のキャッチコピーを検討しました。中小企業が、効果的にブランドを構築するためには、このような戦略的なアプローチが不可欠であるとともに、どんなサービスや商品でも「オンリーワン」になれるという力強い応援メッセージをいただきました。

「?」から生まれる関心と交流

最後は、全員が自社の「一点突破のキャッチコピー」を発表。講師の木戸氏からは、「なんで?」と思わせるようなキャッチコピーが効果的だというアドバイスがあり、事実、その疑問は、この後の名刺交換や懇親会での交流をさらに活発にする要因となりました。

イノベーションラウンジは、神戸市内の企業が交流し、お互いの強みを掛け合わせて新たなビジネスを創出するためのプラットフォームとして、今後も定期的にイベントを開催していきます。次回のイベントもどうぞお楽しみに!