KOBE BUSINESS PROGRAM So-I 原体験課題発見ワークショップを実施しました

2024年7月26日(金)、「So-I(創意:そうい)KOBE BUSINESS PROGRAM」の第1回ワークショップを開催しました。

このプログラムは、神戸市が、地域産業の活性化・高付加価値化を目的として、市内中小企業の革新的な新規事業開発や課題解決へのチャレンジを伴走型支援により実現を目指すものです。【So-I(そうい)】と命名されたのは、企業の創意工夫により、人々が抱える課題(insight)を解決するための革新的な技術・サービス(innovation)を生み出し、社会に大きな影響(impact)を与えることを目指すという想いが込められています。

今年度の参加企業は、菊正宗酒造株式会社、株式会社亀井堂総本店、エム・シーシー食品株式会社、オーエス株式会社、旭光電機株式会社、日本ジッパーチュービング株式会社、シン・エナジー株式会社、ペタビット株式会社で、新規事業の創出や課題解決を目指してプログラム参加を希望した多くの企業の中から選出された8社です。

Be Next KOBE共同事業体(合同会社アトエプロダクション、神戸デザインセンター株式会社)が受託し、ワークショップやイベント、密着型伴走によるメンタリングやプロデュースを行っていきます。

―キーワードは愛!?―

最初のワークショップのテーマは、「原体験発掘」。

企業として事業計画を立てるのとは違い、各参加者がこの事業アイデアと自身のつながりを言語化していくワークから始まりました。それを同じ企業の参加者同士が共有し、共通点や違いを知ると同時に、それぞれの事業アイデアに対する個々の想いや経験を語ることで熱を感じ合いました。企業のアイデアと個人を「赤い糸」でつなぐ時間となりました。

―夢を掲げよう!―

次のワークショップのテーマは、「課題発見」。

この事業アイデアを通して叶えたい未来を描く事にチャレンジ。その未来と現在のギャップを知ることで、各社がこれから取り組むべき事を可視化しました。なぜやるの?だれのため?と問いを立てながらチームで考え、メンターや他者との対話の中で新たな気付きを得ることになりました。

7時間以上かけて取組みましたが、時間が足りないと感じるほどに各チームの話し合いは白熱。最後に行われた各社の発表は、新たなアイデアや聞いていてもワクワクする提案等、これからが楽しみになるものばかりでした。今後、さらにブラッシュアップし各社の志やストーリーを基に事業を育てていきます。

今年度の本事業の目的は、事業創出や実証活動の実施ではありますが、実際には、事業化を目指していきますので、各社の今後の動きに注目してください!

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