KOBE BUSINESS PROGRAM「So-I」オープンイノベーションコースの共創パートナー決定
atoe_hokabeBe Next KOBE共同事業体（代表企業：合同会社アトエプロダクション）が事務局をつとめる神戸市のイノベーション創出プログラム（KOBE BUSINESS PROGRAM「So-I」）では神戸発の課題解決に向けて「オープンイノベーションコース」と「新規事業創出コース」を設定し、8社の市内中小企業を伴走支援しています。So-I – KOBE BUSINESS PROGRAM (so-iii.com)
9月25日より「オープンイノベーションコース」に参画する神戸市内企業4社の課題テーマを発表し、革新的な事業開発にチャレンジしたい共創パートナーの募集を開始し、10月28日に応募を締め切りました。その上で、提案内容の書類選考・面談を行い、以下の通り決定しました。
(1) エム・シーシー食品株式会社
【募集テーマ】
「やってみたい」を形にする、キッチンカースターターキットの創造
【採択企業】
・株式会社PLAST（神戸市長田区）：医療・福祉の事業所運営から開業・経営・ブランディング支援を含めたデザインまで幅広く展開。地域に必要とされるサービスを多面的に行うことで、街に関わる課題を共有し、広い視点からの解決を提供している。
・株式会社 ナノヒューマンプロモーション（神戸市中央区）：婚礼サービスの請負、プランナー代行、オリジナルウエディングプロデュースなど、ブライダル業界を中心にとした人材ソリューション会社。会社のCONCEPTは『人』。『人』を通じて、世の中の問題を解決していく。中でも人材紹介事業では、登録者への転職サポートや、キャリアに合わせた人材育成も行い、一人ひとりに合わせた働き方を支援している。
【提案事業の概要】
食品メーカーが構想する地域共創によるキッチンカー事業
・株式会社PLAST：神戸市の障害のある方とデザイナーが共創する、障がい福祉アート活用事業「神戸フォント」によるPRツールとストーリー制作
・株式会社ナノヒューマンプロモーション：人材紹介事業のノウハウを活かし、飲食事業者に合わせたキッチンカー運営の斡旋を行うことで、キッチンカーの稼働率アップと飲食事業者の昼間スキマ時間の活用の双方を支援。
【採択企業担当者の声】
・株式会社PLAST：神戸フォントというアートブリュットを地域の企業様に活用いただくことで、障がいという個性をもっても活躍できる環境になればと考えております。
・株式会社ナノヒューマンプロモーション：エム・シーシー食品様から今回の企画を伺った時のワクワク感。それは、今の世の中が抱える問題を企業と企業のタイアップで解決できるのではないかという未来を想像することができたからです。キッチンカーの可能性をどのように創造するか。そこに面白さがあります。
【エム・シーシー食品担当者の声】
キッチンカー運営において重要な、「販促物」「人材」について、神戸に本拠地を置く2企業にご協力いただきます。障がいを持った方々が生み出す、シンプルながら力強いイラスト活用したタペストリー制作し、販促物の有無による客足変化の調査やKOBEFONTの認知度調査等を同時に行います。夜飲食店を運営されている事業者様に、昼間MCCキッチンカーでの就業機会を提供。事業者様の「スキマ時間でキッチンカー運営したい」というニーズと、弊社の「飲食に長けたキッチンカー運営人材が欲しい」というニーズがマッチしました。神戸市での実証実験結果を基軸として、日本各地の食シーンをもっと豊かにできる事業創造の為、引き続きチーム神戸で頑張っていきます！！
(2) 旭光電機株式会社
【募集テーマ】
センサ（モノ）×サービス（コト）の力で安全で快適な社会の実現に貢献
【採択企業】
株式会社eftax（兵庫県尼崎市）：データ分析、AI・IoTシステム・Web・モバイルアプリケーションの企画・開発、内製化までをワンストップで提供。デジタル技術と高度デジタル人材の力を活用し、企業やそこで働く人のワークスタイルやビジネスモデルの変革を実現することで持続可能な地域社会の発展に貢献していく。
【提案事業の概要】
デジタルによる生産プロセスの見える化で、中小ものづくり企業の更なる生産管理の高度化を行う仕組みの構築をめざし地域企業の展開していくことをめざす
【採択企業担当者の声】
同じ兵庫県下の企業として、旭光電機様との共創を通じて、センサ(モノ)とサービス(コト)の力で地域、ひいては世界の課題を解決する取り組みができればと考えています。
【旭光電機担当者の声】
モノ＋コトによるモノづくり企業の近代化やDX推進には丁寧な支援が必要です。同県内のeftax様との共創を通して、地元企業への伴走支援が出来ればと思います。
(3) 日本ジッパーチュービング株式会社
【募集テーマ】
「飛び出す布絵本」を通じて、みんなが笑顔になる社会への貢献
【採択企業】
江ノ島電鉄株式会社（神奈川県藤沢市）：鉄道事業、自動車（バス）事業、レジャー・サービス事業、不動産事業、マイクロモビリティ事業、その他（物販・広告・警備・清掃・駐輪・駐車など）事業を、湘南藤沢・古都鎌倉・港町横浜に集う人々の、「かけがえのない時間（とき）」、「やすらぎの心」、「ゆたかなくらし」の実現に貢献するグループ経営理念のもと、地域に密着した事業を展開。
【提案事業の概要】
鎌倉女子大学（児童学部児童学科）と江ノ島電鉄株式会社が協働しながら2024年4月からスタートした、沿線に住む子育て世代を対象とした新しい産学連携プログラム「えのでん・えほんプロジェクト」との共創活動による、更なる「たくさんの笑顔」を創るという目標への貢献と、「飛び出す布絵本」の認知や販路拡大・ブランディング・マネタイズ（収益化）などをオープンイノベーションで実施。
【採択企業担当者の声】
ここまで見事に出会うべくして出会った両社の素敵な想いが重なって、事業共創がスタート出来ること感謝申し上げます。どうしても実現が難しかった「子どもたちが笑顔でいっぱいになれる絵本を創る」という夢が、飛び出す布絵本で叶えられることにワクワクしています。
(4) ペタビット株式会社
【募集テーマ】
地元企業間のコラボレーションで実現できるECプラットフォーム事業
【採択企業】
株式会社テッタオデザインオフィス（東京都世田谷区／兵庫県西脇市）：グラフィックデザインやWEBサイト制作など狭義のデザインから、UX設計のコンサルティングや新規事業開発におけるPMOなど、広義のデザインまで幅広くクライアントに伴走。西脇市の地場産業である播州織のブランドを立ち上げ、地域物産のプロデューサーとしても活動している。
【提案事業の概要】
全国の商業高校のアントレプレナーシップ教育と組み合わせた、効率的な地域企業・物産発掘プログラムの構築および北播磨地域のビジネスプロデュース
【採択企業担当者の声】
多くの様々な立場の人にとって、様々な形で意義のあるプロジェクトになっていくと思いますので、価値の最大化へ向けて広い視野を持ちながらご支援していきたいと考えています。
【ペタビット担当者の声】
本事業の重要な成功ポイントのひとつとして、商品企画とブランディングがあり、その両方を兼ね備えた企業様に出会うことができ、大変心強く思っており、パワーアップしたプロジェクトにワクワクしております。
■今年度のスケジュールについて
令和6年度のプログラムのため、年度内での実証を目標に以下のスケジュールで進めていきます。
・2024年11月〜 伴走支援・実証実験
：社会実装を目指したインキュベーション・実証実験等を進めます。
・2025年3月7日（金） 成果発表会
■連携内容に関するお問い合わせ先
KOBE BUSINESS PROGRAM「So-I」運営事務局（Be Next KOBE共同事業体内）
Email：contact@be-next-kobe.jp
神戸市リリース
https://www.city.kobe.lg.jp/a14333/press/202411151424.html
PRTIMESリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000123531.html
