事業構想をカタチに ~神戸市「So-I」ビジネスプログラム開催報告~
9月25日、神戸市主催の「So-I」ビジネスプログラムのワークショップをKOBE Co-CREATION CENTERで開催しました。このプログラムは、採択された市内中小企業8社に対しての革新的な新規事業を創出し、課題解決への挑戦を支援するものです。Be Next KOBE共同事業体(合同会社アトエプロダクション、株式会社神戸デザインセンター)が、密着伴走で全力サポートしています。
今回の事業構想策定ワークショップでは、「iを可視化する」をテーマに、各社アイデアの現状プレゼンからスタート。自社の新事業の“世界観”や“なぜやるのか”、“誰に何を届けるのか”等の軸となる部分、また、クリアすべき課題や当年度の目標地点を共有しました。
キックオフから今回に至るまで、事業化に向けてアウトカムである事業構想を「志・ストーリー・共感」と捉え、その重要性を共有。その後、個人の原体験から事業アイデアの世界観を創るため、また、PR視点を学び多様な視点でアイデアを伝えるためのワークショップを通じてアイデアを磨いてきました。それと同時に、各社ごとに担当メンターと対話を重ね、事業化に向けての基礎を固めたり、実証活動やパートナー企業等とのオープンイノベーションに向けた取組みの中で設定した目標やマイルストーンも発表。キックオフで発表いただいた初期のアイデアが更に具体化しており、また、参加者みなさんのワクワクが伝わってきてました。
後半は、いくつかのビジネスフレームワーク(リーンキャンパス・価値交換図等)を用いて、各社の新事業の全体像を可視化していきました。
顧客の課題や収益およびコスト構造等も含めてビジネスアイデアを1枚にまとめ、企業と顧客がどのように価値を交換しているかを可視化したことで価値の最大化を検討することができました。
これにより、「埋まらないところ(検討事項)が明確になった」、「新たな課題に気付いた」、「自社の強みを再認識した」、「誰のためかという視点に戻った」等の感想があり、次のやるべき事を明確にすることができました。
「So-I」では、各社のアイデアの事業化、共創の実現等に向けて、引き続きBNK共同事業体がサポートしていきます。今後の動きにぜひご注目ください。